会議のあとに残る「議事録づくり」。録音を聞き返しながら手で打ち込むのは、1時間の会議で2〜3時間かかることも珍しくありません。この記事では、専用ソフトのインストールも会員登録も不要で、しかも音声を外部サーバーに送らずに議事録のもとになるテキストを自動で作る方法を紹介します。
会議の音声には、社外秘の情報や個人情報が含まれることがよくあります。多くのオンライン文字起こしサービスは音声を自社サーバーにアップロードして処理するため、機密性の高い会議では使いづらい場面があります。
今回紹介する無料の文字起こしツールは、音声認識AI「Whisper」をあなたのブラウザの中だけで動かします。音声ファイルはどこにもアップロードされず、端末内で処理が完結するため、機密会議でも比較的安心して使えます。
ZoomやTeamsならアプリの録音機能を、対面会議ならスマホのボイスメモを使います。mp3・m4a・wavなどの音声、mp4などの動画ファイルに対応しています。
文字起こしツールを開き、録音ファイルをドラッグ&ドロップします(その場でマイク録音も可能)。精度モデルは、まずは軽い「標準」で十分です。より高い精度が必要なら日本語特化モデルも選べます。
「話者を区別」で人数(2〜4人)を選んでから「文字起こし開始」を押すと、発言が自動でテキスト化され、「話者A/話者B」のように誰の発言かが整理されます。議事録は発言者の区別が肝心なので、この機能が下書き作成を大きく助けます。
結果はコピー、TXT、字幕(SRT)で保存できます。タイムスタンプをクリックすればその位置から音声を再生できるので、聞き取りにくかった箇所だけ確認しながら清書できます。